トップページ > よくある質問・QandA
- むし歯の原因は何ですか?
- →むし歯の原因はストレプトコッカス・ミュータンスという細菌です。
この虫歯菌は乳幼児期くらいに口の中に住み着きます。
歯質や歯の形態、唾液の種類といった口の中の条件、食事や歯磨きといった生活習慣が悪いと、虫歯菌が増殖し、
むし歯が発生して悪化していきます。
- 口臭が気になります。歯周病ですか?
- →口臭の原因は様々ありますが、口腔内の歯垢、歯石、むし歯、歯周炎によるもの、蓄膿症や鼻炎、胃の疾患、糖尿病、その他に口臭はないのにあると思い込んでしまう心的なものとがあります。
口腔内の不衛生による場合は、まず歯磨きをきちんとし、歯垢や歯石を取っていくことが大切です。
- 歯がしみるのはなぜですか?
- →主に歯の象牙質が露出したときにおこります。象牙質はストレスによる歯ぎしりや、くいしばりなどによって露出します。象牙質表面には歯の神経の中にある痛覚神経の末端かあるため種々の刺激が神経に伝達され、痛みと感じてしまうのです。
- 歯周病の治療はどんなことをするのですか?
- →原因となる歯垢や歯石を取り除くために、歯磨きの練習や歯石取り、程度によっては歯ぐきの手術をすることもあります。
当クリニックでは歯科衛生士を担当制にし、歯周病のメカニズムや現在の口腔内の状態などの説明をしっかり行い、コミュニケーションを取りながら治療を進めています。
- 歯周病が伝染するって本当?
- →歯周病は歯周病原菌による細菌感染です。ある意味ではうつるといえます。
しかし、個人の細菌に対する抵抗力は異なりますし、十分なプラークコントロールをしていれば予防できますからそんなに心配する事はありません。
- 歯周病は治せるのですか?
- →歯周病の治療の目標は、第一に、細菌感染を除去して進行をとめる事です。
最近では、感染によって失ってしまった組織を再生する事が可能になってきました。
特殊な膜や、タンパク質を使用して手術を行うことで、組織の再生をおこすことができる時代になりました。
治療の最も大切な点は、再発を防ぎ、健康な状態を維持していくことです。
それには、一人一人にあったメンテナンスのプログラムを作って、定期的にクリーニングを続けていくことが効果的です。
- キシリトールって効果があるの?
- →キシリトールは、多くの野菜や果実に含まれている天然の甘味料で、砂糖と同じくらいの甘さがあります。
カロリーは砂糖の1/4ほどで、血糖値に影響をあたえない為、以前より糖尿病の患者さん向けに医療品原材料として使われております。
砂糖等の糖分と違い、口の中で「むし歯菌」に代謝されず、菌は歯を溶かす“酸”をつくれません。
“酸”ができにくくなると、むし歯菌の住みかである「プラーク」は歯磨きすると落ちやすくなります。
また、むし歯菌の発育を抑えたり、エナメル質の再活性化にも効果があると言われています。
- 治療が終わってからも、定期的に検診をしたほうがいいですか?
- →治療終了後の定期的な検診をお勧めしています。
定期検診の時期がきましたらおハガキでお知らせ致します。